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放射線は私たちの身の回りのどこにでも存在し、私たちは暮らしの中でいつも自然界の放射線を受けています。しかしこのことは話で聞いたり、本で読んだりしても、なかなか実感としてはつかみにくいものです。
先般、東海村のウラン燃料加工会社にて臨界事故が起こり、弊社および多くの弊社ユーザー宅が事故施設から10km圏内に入り、屋内待避の要請を受けました。
そこで、私たちが暮らしの中で受けている放射線はどの程度のものだろうか、ということを体験するために(財)放射線計測協会より、放射線測定器「はかるくん」をお借りして、当社ユーザー宅を訪問し放射線の測定をしてみました。 |
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私たちの身の回りには放射線がいたるところにあります。自然界にも放射線を出しているものがあります。このように放射線を出しているものを放射性物質と呼びます。土や岩石や砂などにも、わずかですが放射性物質が含まれているので、これからも放射線がでています。
放射性物質からでる主な放射線には、アルファ線、ベータ線、ガンマ線があります。体の外から当たる放射線のうち、人体に与える影響の大きいのは透過力の強いガンマ線です。「はかるくん」はガンマ線を測る測定器で、透過力の弱いアルファ線とベータ線は測定できません。
また放射線には地球の外からやってくる宇宙線もあります。「はかるくん」は、大地や身の回りの物質からでるガンマ線と宇宙線の一部を合わせて測ることができ、一般の方々に使いやすく、しかも感度もよい放射線測定器です。 |
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平成10年度「はかるくん」による測定平均値(屋内)
単位はμSv/h(マイクロシーベルト毎時)
| 石川県 |
0.068 |
| 富山県 |
0.062 |
| 香川県、兵庫県 |
0.059 |
| 広島県 |
0.058 |
| 栃木県、新潟県、山口県 |
0.055 |
| 大阪府 |
0.054 |
| ・・・ |
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| 茨城県 |
0.047 |
| ・・・ |
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| 青森県、岩手県 |
0.033 |
| 神奈川県 |
0.032 |
| 沖縄県 |
0.025 |
花崗岩地帯の多い西日本の方が東日本より自然放射線量が高い(西高東低)ことがわかります。
岩石は平均して、土や砂などより自然放射性物質の含有量が多いためです。
科学技術庁・放射線計測協会発行「はかるくんによる自然放射線測定結果(平成10年度)」より抜粋 |
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測定日/平成11年10月15,16日
天気/曇り
測定場所/屋内・南側窓(吹出し口)付近
すべてOMソーラーハウス(フォルクスA、一般在来、RC)
単位はμSv/h(マイクロシーベルト毎時)
| M邸(日立市水木町) |
0.068 |
| K邸(日立市末広町) |
0.061 |
| S邸(日立市東大沼町) |
0.055 |
| O邸(ひたちなか市三反田) |
0.055 |
| N邸(日立市東大沼町) |
0.051 |
| I邸(日立市東大沼町) |
0.049 |
| F邸(常陸太田市天神林町) |
0.048 |
| M邸(日立市中丸町) |
0.048 |
| N邸(日立市東町) |
0.042 |
| N邸(日立市金沢町) |
0.040 |
| I邸(常陸太田市下河合町) |
0.039 |
| S邸(常陸太田市大森町) |
0.035 |
| S邸(那珂郡那珂町杉) |
0.027 |
平均値は0.047となり、昨年度の茨城県の平均値(左表)とほぼ同じ値になりました。
コンクリート家屋では、コンクリート中の放射性物質から出る放射線の影響で、木造家屋の場合より高くなっています。 |