OMソーラーは、何を実現したのか?
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OMソーラーは、床暖房したり、お湯を沸かしたり、採涼したり、換気を促進したりする多機能ソーラーシステムです。
しかし、多機能というだけなら似たようなシステムは他にもあります。
OMソーラーがほかのシステムと決定的に違うのは、何よりも、無限で、クリーンで、平等なエネルギー、太陽エネルギーを用いて、それを実現している事実です。 |

友部の家/ミツキホーム(株)施工 |
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| OMソーラーのしくみの基本 |
| このシステムの基本は、右図の通りです。
屋根の軒先から空気を採り入れ、屋根面で温まった空気を集熱し、小型のファンで床下に送り込み、その熱をコンクリートに蓄え、床暖房に用います。
とてもシンプルなシステムです。
上手く集熱するための屋根の設け方や、熱を逃がさない建築の工夫など、設計と工事の上で、習得すべき技術は少なくありませんが、ローテクに属します。
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| 分かってしまえば簡単なシステムというのが、OMソーラーです。 |
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| 温めるのは、空気です |
| 軒先から入った空気は、太陽熱で屋根が温められると上昇します。
通気層を通って温められた空気は、屋根の上部に設置された、ガラス付集熱面でさらに温度を上げて、棟ダクトに集められます。 |
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集熱された空気は、ハンドリングボックスを通り床下に移送されます。
ハンドリングボックスの中は、ダンパー(開いたり閉じたりする弁)と、給湯コイルと小型のファンが入っています。
集熱した空気の行き先を、かしこくコントロールするのです。 |
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| 床下コンクリートに、熱を貯える |
| 立ち下がりダクトを通して送られてきた熱い空気は、床下の空気層をゆっくりと流れ、蓄熱コンクリートを温めながら、適度の微風となって室内に吹き出します。
太陽が沈んだ後は、床下コンクリートからの放熱で、床暖房します。日中に太陽の熱を貯めておいて、その熱を夜明けまで使います。
住宅の床下を”焼け石”のような状態にして、そこから熱をもらって、暖かく過ごそうというわけです。 |
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| 太陽熱を使って、お湯を採る |
| 一軒の住宅が、一年間で使うエネルギーの約三割は、給湯用というデータがあります。
それを太陽熱で、できる限りまかなうことができれば、家計にも、環境にも貢献できます。
お湯をたっぷり採れるのも、OMソーラーの嬉しいところです。
給湯は、まず熱い空気が、ハンドリングボックス内のお湯採りコイルを通過する時に、不凍液を循環させて温めます。
この湯水を給湯タンク内の熱交換器に流し、熱いお湯を採ります。
春から秋にかけて、約30℃〜50℃のお湯が採れます。 |
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| 冬と夏、昼と夜のモードの転換 |
| OMソーラーは、自然を閉ざす方向ではなく、自然と親しみ、自然に働きかけ、それを活かすパッシブ・システムです。
OMソーラーの、冬と夏、昼と夜のモードの転換は、変化する自然に応答しながら、よりよい暮らしをつくり出す工夫です。 |
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| 冬の昼間のモード |
夏の昼間のモード |
夏の夜のモード |
| 屋根で太陽熱を取り込み、床下コンクリートに蓄熱して、床暖房します。 |
カンカンに暑くなった屋根の熱気を、お湯を採ったあと、排気します。この時同時に、MS型ハンドリングは床下換気も行ないます。 |
夜間の涼風を室内に取り込みます。星空がよく見える土地は、夜間の放射冷却に期待できます。 |
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| コンピュータを使って気候を読み取る |
全国840地点、アメダスの気象データ。
茨城県では日立、水戸など14地点。
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OMソーラーは、建物それ自体のしくみを使って太陽エネルギーを取り込むシステムなので、すべては建物の設計から始まります。
どのような屋根にしたら、太陽エネルギーを上手く集熱できるか?
どのような構造体にしたら、集熱した熱を上手く蓄えられるか?
蓄熱した熱を逃がさず、室温に上手く活かすには何が大切か?
それらはすべて、設計によって決まります。この設計のためのツール、
それがOMコンピュータ・シミュレーションです。 |
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| OMソーラーは、自然が相手のシステムです。自然はいつも同じ顔でいてくれません。めまぐるしく変化します。
そして季節によって、場所によって、気象条件は大きく異なります。この一律ではない、変幻する自然を解析し、どういう住宅にしたら自然をよりよく活かせるか。
OMコンピュータ・シミュレーションは、それを検討するツールでもあります。 |
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| 入力画面の一例 |
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| 部材構成材料 |
OMソーラー関連 |
室温・生活パターン |
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| 性能予測しながら、設計を検討する |

拡大版(別ウィンドウ)
計算結果画面。
このシミュレーションによって例えば、窓を断熱性能の高いペアガラスにした場合、部屋の暖かさにどれくらい効果が出るかなど、設計を検討することができます。 |

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気象解析プログラム
気象データから、建設地の気象条件を読み取ります。日本では、およそ20kmごとに一地点設置されているアメダスデータ(全840地点・茨城県では日立、水戸など14地点)を用いて解析しています。
設計解析プログラム
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屋根の勾配・床面積など、建物の基本条件を入力します。 |
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窓を取り付けた方位、日射遮蔽の条件などを入力します。 |
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屋根・壁・ドアなどの材料と熱的性能性、その面積などを入力します。 |
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ガラス集熱面など、適用するOMソーラー情報を入力します。 |
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時間ごとの在宅人数、炊事、照明など、家族の生活を分析します。 |
シミュレーション
屋根の空気温度と熱量を求めるプログラム、室温の推移と補助暖房量を求めるプログラムが用意されており、さらにそれによって家族用エネルギーやCO2はどれだけ削減されるかを求めるプログラムなどが用意されています。このOMコンピュータ・シミュレーションをツールとして使い、よりよい設計を生み出します。 |
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| OMソーラー協会Webサイトには、さらに詳細な説明が、わかり易くされております。
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